ムーチー

シーサー・イン那覇スタッフブログ

2010年01月23日 20:42

ハイサイ島人のTakaraです。

沖縄では旧暦12月8日 ムーチー(沖縄方言 カーサ=月桃の葉に包んで蒸した餅)を作って仏壇・火の神等に供え、家族の健康を祈り厄払いをする行事があります。  
 
ムーチーの由来
ムーチー(沖縄方言)=餅である。
沖縄本島の民話によると 昔、首里(那覇市首里)から大里に移り住んだ男が鬼になり人畜を襲うことから、その男の妹が憂いて、鉄釘入りムーチーを兄に食べさせ、弱ったところを海に蹴り落として殺した。鬼退治にムーチーが使われことから(鬼餅)に呼ばれることになった。その日が旧暦12月8日であることから、ムーチーの日は、健康・長寿を祈願して
ムーチー(釘の入ってないもの)を食べる慣わしの説があります。 

初ムーチー
赤ちゃんが誕生して最初に迎えるムーチーの日を(初ムーチー)と言い、親戚・隣近所へ配り歩くこともあります。子供のいる家では、歳の数だけ天井からムーチーを吊るす慣わしもあります。沖縄ではムーチーを食べる頃、最も寒い時期であり沖縄方言 ムーチービーサー(鬼餅寒)と呼んでいます。



  ムーチーは縁起の良い食べ物として言い伝えられています。

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