饒波の石彫獅子

シーサー・イン那覇スタッフブログ

2011年03月20日 09:40

ハイサイ島人のTakaraです。
今回は、豊見城市(トミグスク)饒波(ノハ)の
石彫獅子を紹介します。
饒波の石彫獅子は、県道7号線・豊見城東道路交差点から
饒波川に向かう市道32号線沿い「饒波シーサー前」バス停
の脇にあります。



                饒波の石彫獅子 

                高さ  約80cm
                長さ  約59cm
                幅   約33cm
                向き  南  

2体のシーサーが据えられている為「シーサーグァー」または「ムイグァー」とも呼ばれています。
石彫獅子は、字平良(タイラ)にあるアチャーヤーガマ
という洞窟に対する返しとして据えられたとも云われて
ます。
焼物のシーサーは、戦争で破壊された為1995年(平成7年)
現在の饒波公民館落成とともに作られたようです。
戦後の一時期までは6月御願(拝み)と師走御願(拝み)の際には
シーサーグァーで豚・牛を屠殺して調理し集落祈願が行われたようです。
現在では、8月9日のコーヌ祝いが行われます。





       
               


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