保栄茂の石彫獅子

シーサー・イン那覇スタッフブログ

2011年04月22日 09:53

ハイサイ島人のTakaraです。
今回は、豊見城市(トミグスク)字保栄茂(ビン)の
石彫獅子を紹介します。
保栄茂の石彫獅子は、県道7号線・保栄茂入口から入り
保栄茂西バス停(集落の西側)東前朝儀の角(屋号=アガリメーアサギ)
にあります。





              保栄茂の石彫獅子                        
                高さ  約53cm
                長さ  約37cm
                幅   約42cm
                向き   南西  
                                                保栄茂の石彫獅子は、門才順(屋号=ジョウサイジュン)の某が、唐の旅から持ち帰り前内門(屋号=メーウチジョウ)の角、前道に魔除け・火災除けとして据えられたと云われ、明治初期に東前朝儀の角(屋号=アガリメーアサギ)に集落の守護として移されています。昭和初期頃は、集落の役人等が石彫獅子や拝所を巡って火災除けの祈願が行われたようです。