2011年01月08日
石彫大獅子


今回は、沖縄県八重瀬町(ヤエセ)富盛(トモリ)
勢理城(ジリグスク)の石彫大獅子を紹介します。


全長175.8㎝ 高さ141.2㎝
獅子像としては、県内最大最古
(沖縄県指定有形民俗文化財)
1974年(昭和49年12月2日指定)
富盛集落は、火災が多く石彫大獅子は火除け(火返し)として
尚貞王が、(1689年)に設置されたものでヒーザン(火難を
もたらす山)にいわれる八重瀬岳に向かって蹲踞(そんきょ)
している。蹲踞とは(相撲や剣道でつま先で深く腰をおろし
膝(ひざ)で十分に開いて上体を正しい重心を安定させる基本姿勢)
設置以来、火災がおさまったと言われています。
沖縄戦・戦闘での弾痕が
今でも石彫大獅子に残っています。
Posted by シーサー・イン那覇スタッフブログ at 21:02
│自由帳♪