2011年03月03日
名嘉地の石彫獅子


今回は、豊見城市(トミグスク)名嘉地(ナカチ)の
石彫獅子を紹介します。
名嘉地の石彫獅子は、県道231号線名嘉地北交差点から
我那覇(ガナハ)向け路地に入ったところにあります。


高さ 約78cm
長さ 約75cm
幅 約41cm
向き 西南西
名嘉地の石彫獅子は以前、集落北側にありましたが、後に
我那覇から名嘉地に至る道が主要な道路になった為
明治時期に集落で決め現在地へ据えられています。
向きについては、田頭(タガミ)集落に向けられているとの
話もありますが、昔 瀬長島からマジムン(化け物)がでた
らしく、集落の守護の為に石彫獅子を作り、瀬長島に向けて
据えられたとも言われています。
戦前は、芋をお供えして集落の祈願したそうです。
所在地 豊見城市字名嘉地57番地の角
Posted by シーサー・イン那覇スタッフブログ at 09:27
│自由帳♪
この記事へのコメント
これこそ島人の宝ですね!
思っていた以上に戦火を逃れた石彫獅子があった事に感動しました。
まだ他にも現存していましたらまた紹介して下さい。 楽しみにしています♪
思っていた以上に戦火を逃れた石彫獅子があった事に感動しました。
まだ他にも現存していましたらまた紹介して下さい。 楽しみにしています♪
Posted by あちこーこー at 2011年03月06日 00:14